事業再構築補助金の第11回公募〆切が10月6日(金)18時に迫っています。補助金の申請をするときには貴社の「強み」「独自性」を明確にしないと、うまくいかない可能性が。その理由を補助金申請支援の専門家が解説します。
はじめに
事業再構築補助金の〆切は10/6(金)!
補助金申請を検討するときに注意したいポイント!
ブームに乗った計画には注意を
例えばこんな事業がブームでした
自社の「強み」「独自性」を前面に出す計画を
認定支援機関として貴社とともに考えます
ご相談はお気軽に!
おはようございます。 心行政書士事務所・代表の二藤太地です。 千葉市は太陽が出て、10月の声を聞くにもかかわらず暑い陽気が続いています。 ご体調など崩されてはいらっしゃいませんか? どうぞご自愛の上お過ごしください。
事業再構築補助金の〆切は10/6(金)!
さて、今月は私の仕事関係の友人・知人は非常に多忙な状況だという声を聞きます。
当事務所もまた同様に、忙しく毎日を過ごしております。
それも、事業再構築補助金の第11回公募〆切が、令和5年10月6日の金曜日、午後6時に迫っているからです。
当事務所でもご支援をさせて頂いておりますので、締切日程を勘案しながらのスケジュール進行をさせて頂いております。
補助金申請を検討するときに注意したいポイント!
事業再構築補助金の申請に限りませんが、ものづくり補助金でもその他の(特に大型の)補助金の申請を検討する際に十分注意しないといけないポイントがあります。 補助金申請の支援をさせて頂いてきた専門事務所として、一番お伝えしたいことを解説させてください。 先に結論から申し上げますと、 「補助金を取ろう!と決断してから入金までは1年半近くかかる可能性があります」 ということです。
どういうことかを下の表でご説明しますと…、
申請を決意! | オー!!! |
申請の準備をする | 2カ月 |
申請し採択されるのを待つ | 2.5か月 |
採択後に交付申請をする | 1カ月から2カ月 |
事業実施をする | 10カ月 |
完了報告手続きをする | 2カ月から3カ月 |
入金 | 1カ月 |
合計 | 18カ月半~20カ月半 |
となりまして、企画から入金までのサイクルが非常に長めとなっております。
ブームに乗った計画には注意を
サイクルが長いのは事前に理解していたとしましょう。 ですが、もう一つ問題があります。
申請をご検討の方、おそらく社長さんやオーナーさんかと存じます。 この記事をご覧なのは、そのご本人か、補助金申請したいからと命を受けた事務員さんかもしれません。
あなたの会社が「やりたい」という事業内容は、1年後、2年後、「陳腐化」せずに利益を上げられる内容でしょうか? トレンドや時世に重きを置きすぎて、1年後、2年後には流行おくれ…などという事はないでしょうか?
決断から入金のサイクルが長い、ということは企画が古く、時代遅れになるリスクも含んでいるのです。
例えばこんな事業がブームでした
コロナ禍の経済状況への対応のために現れた事業再構築補助金は、多くの事業者のビジネスの転換に大きな役割を果たしてきました。 その点、非常に意義ある補助金だと思います。
一方で「○○ブーム」に乗った計画で採択された企業様も多いことが報道されています。
例えば高級パン店。餃子の無人販売。コインランドリー。インドアゴルフ練習場。
私自身、消費者としていずれもお世話になったこともあります。
ですのでその便利さなどは納得がいくところもあります。
一方、過剰なまでに供給量・店舗数が増えてしまった後には、過当競争が始まってしまうこともまた現実です。
その様な先には、経営の困難さ、更には廃業・撤退という結末が待ち受けかねません。
自社の「強み」「独自性」を前面に出す計画を
誤解無き様に申し上げますが、上記の様な時世に乗ったビジネスを否定しているわけではありません。 しかし、流行っているから、儲かりそうだからということで、補助金まで使って行うには一考が必要だという点は、ぜひご理解を頂きたいところです。
ここで重要な事は2点。
・貴社の「強み」をしっかりと自己理解し、計画に反映させること
・他社にはない「独自性」を明確化して、計画に織り込むこと
強みや独自性というものは、あなたの会社にしかないもの。 つまり他社がまねをしようとしても困難であったり、十分にその有利性を活用できないものなのです。
既存のビジネスや流行のビジネスであっても、貴社の強みや独自性を掛け合わせたとき変化が起こります。
他社ではまねのできない、ちょっと違った計画が出来上がるのです。
この様に、貴社の強みや独自性を打ち出すこと。これが重要なポイントです。
流行のビジネスに限らず、既存の伝統的な事業計画にも全く同じことが言えます。
弊社で言えば建設業を営む方も、病院クリニックを経営する方も、飲食業を営む方も、全く同様です。
認定支援機関として貴社とともに考えます
重要性は分かったとしても、自社内のみで強みや独自性を見出すことは苦労がいることだという声もお伺いします。
千葉市を中心に、認定支援機関である当事務所「心行政書士事務所」は、中小企業のみなさまからのそのようなお困りの声に対応して参りました。
経営者、労働者との合同で強みを考えるミーティングを開催したり、経営力向上計画や早期経営改善計画などの策定支援を行えるのも、行政書士事務所であり中小企業庁の認定・経営革新等支援機関である当事務所だからこそ可能です。
また、当事務所代表である二藤は、産業カウンセラーでもあり、また各種セミナー講師の経験も豊富ですので、労使合同でのアイデア会議を楽しく、前向きに運営することが可能です。
ご相談はお気軽に!
もし、中小企業専門の経営支援を必要となさっていらっしゃいましたら、お気軽にご相談からお始めになってみてはいかがでしょうか?
相談があったからと、無理に押し売りやごり押しは致しません。
むしろ、お客様のペースでご対応するのが当事務所のスタイルです。 (ですので、肝心な当事務所のご依頼は「緩やかなペースで」頂戴しております(笑)!)
これは代表である私自身、経営者として自分のペースと判断を大切にしており、押し売りをされたり、無理やりことを進められるのがとても嫌だからです。
また、社長から命を請けられた事務員様。
どうぞ安心してご相談ください。社長様との間で、やりたいこと、現実問題それぞれの経営課題の検討を行いましょう。
無料相談はメールなど文章で頂けると便利です。 是非、下記のバナーよりお寄せください。
内容に応じご返答を差し上げたり、別途お打合せのご提案などを差し上げたりいたします。
本日はお読みいただきありがとうございました。 あなた様のお力になれることを、心から願っております。
/---------
心行政書士亊務所(行政書士事務所)
アイクオーレ・コンサルティング(経営支援事業)
代表行政書士 二藤 太地
nito@cocoro-g.jp
https://www.cocoro-g.jp/
〒260-0032
千葉県千葉市中央区登戸1-17-17
TEL 050-5580-9050
FAX 050-5893-1291
- 当事務所は中小企業庁が認定する
「認定経営革新等支援機関」です -
◎ ものづくり補助金、事業再構築補助金等の各種補助金の申請支援
◎ 企業間契約書の作成、確認、修正
◎ 経営力向上計画や早期経営改善計画の策定支援
中小企業・個人事業の専門家として支援します。
-「許認可の専門家」行政書士として
中小企業の事業をお手伝いいたしますー
◎ 建設業許可
◎ 産業廃棄物収集運搬等許可
◎ 法人設立に伴う電子定款作成
◎ 医療機関・医療法人の許可、変更手続
Commentaires